Type
タイプ
プランニングにおいて、
重要なポイントは両世帯の生活サイクルです。
そこからゾーニングをすることが、
よりよい二世帯住宅と言えるでしょう。
今までに知られた最もポピュラーな二世帯住宅、家族のライフサイクルも一定で寝室以外を共有するタイプです。1Fは親世帯2Fは子世帯、この場合、親世帯の上には子供部屋を避けるプランが一般的です。3階建ての場合は上階部は子供部屋になるケースが多いでしょう。また、2Fへキッチンを設けるタイプもご用意できます。
外観は玄関1つの1世帯風の造りですが内部が完全に独立した二世帯住宅。これは家事共有タイプから進化した二世帯です。内部は完全独立で寝室からキッチン等の水廻りも独立したタイプとなり、内部の仕切りは上下階、隣り合わせを自由に設計できます。また内部での移動は一度玄関へ戻る必要がありますが、内部通路を設けた行き来可能なタイプもあります。別の出入り口を必要とする場合には、世帯別の勝手口を設ける場合もあります。
プライバシー優先タイプにはいくつかのタイプに分けられますがここでは大きく4つのタイプをご案内します。1は上下階で、2と3は隣合わせで、4は敷地内で分離。また内部行き来や通路を設けることも可能です。1〜4の共通して言えることはすべてプライバシーを最優先していますが将来性も視野にいれています。具体的には孫世代が受継ぐ他、上下階、隣合わせのどちらかを賃貸として貸し出す、3.4は土地ごと売却することも可能です。
木造住宅の地盤調査はスウェーデン式サウンディング試験を採用しています。これは最もポピュラーな調査方法で、深度10メートルまでの地盤の特性を短時間で的確に把握できる調査方法です。
表層改良とは、軟弱地盤の層が地表から2メートル以内の場合に軟弱地盤層に固化材を混ぜて強度を上げ、下部の良好地盤層と一体化させて支持地盤を造る工法です。固化材による植物などへの影響はありません。
柱状改良とは軟弱地盤が2メートル以上8メートル以下の場合に用いられる方法です。土の中にコンクリートの柱を造る方法で、柱は良好地盤に50センチ以上貫入させ、柱の径は60センチ。1820ミリ間隔で配置します。
鋼管杭とは建物の地盤が軟弱な場合に地中に打ち込む鋼製の杭のことで、深度30メートルほどまで施工可能。耐腐食性に優れた一般構造用炭素鋼鋼管を用いるのが最も一般的です。工期は通常1日から2日ほどで、狭小な現場にも対応しています。
ハイスピード工法は天然の砕石を柱状に埋め込み地盤を強くする技術。砕石柱は水が通りやすいため液状化現象を防ぎ、埋め立て地などにとても有効です。
基礎パッキン工法のメリットは通気性。空気の通り道を確保し、床下の湿気を防ぎ、土台の傷みを遅くします。またコンクリートからの湿気が土台に直接伝わることを防ぐ働きも基礎パッキンのメリットのひとつと言えます。
ベタ基礎とは基礎の立上りだけでなく、底板一面が鉄筋コンクリートになっている基礎のこと。建物の荷重を底全体で受け止め、地面をコンクリートで覆い、建物を面で支えるため地震の揺れにも効果的。また、地面から上がってくる湿気を軽減し、シロアリの侵入も防ぎます。